水晶板焼肉が人気の肉ビストロ「ユキトニクト」(旭川市3条通6丁目、ステップファーストビル地下)は、アイヌの伝統料理チタタプの体験コースを始めました。店主の三浦圭一さんは「叩き方によって食感が変わるのが面白い。味わいながらアイヌ文化に親しんでほしい」と話しています。

チタタプは、アイヌの伝統的な調理法で、野生動物の肉や小骨などを叩いて生で食べたり、つみれにして鍋で煮込んだりします。人気漫画「ゴールデンカムイ」に登場し、広く知られるようになりました。

体験コースでは、エゾシカの肩ロース肉を2本の小刀で「チタタプ、チタタプ」と言いながら叩き、粗びきにします。ニラやアイヌネギで風味を加えた肉は、塩と昆布出汁の鍋で煮込んで仕上げます。肉の旨みが染み出した、野性味あふれる味わいがたまりません。

この時期はエゾシカを提供していますが、今後はクマ肉や生ラム肉、サーモンなどもメニューに加える予定。チタタプ体験コースを始めるにあたって、アイヌ文化をイメージした器やお酒も取りそろえました。

三浦さんは「ゴールデンカムイのファンにとっての聖地になればうれしい」と話しています。

前菜、焼き物、チタタプ、鍋、ご飯もの、デザートが付いて、一人7500円。オソマ(味噌)付きで、味変も楽しめます。体験コースは2人からで要予約。問い合わせはユキトニクト(Tel.0166-22-5511)へ。