
5月に新ひだか町で開かれた第21回北海道和太鼓ユースフェスティバルで、旭川の「和太鼓鼓楽」(旭川市末広東3条3丁目)が最高賞の北海道知事賞に輝きました。同フェスティバルは過去の実績から選ばれた実力派が集う大会。優勝団体は翌年出場できない規定があるため、鼓楽にとっては一昨年に続く、実質2大会連続の快挙です。
昭和61年に発足した鼓楽は、現在は小中学生から大人まで25人が所属。一昨年に現会長の五十嵐和貴さんが就任してからは、特に子供たちの指導に力を注いできました。伝統を重んじながらも、1人で複数の太鼓を叩いたり、鈴や銅鑼(どら)を取り入れたりする枠にとらわれない創作スタイルが特徴で、五十嵐さんが手掛けるオリジナル楽曲も高い評価を得ています。
今大会には、五十嵐さんの2人の息子を含む小中学生7人のメンバーで出場。大会直前は毎日のように猛練習を重ね、先輩が後輩をリードしながら、子供たちを中心に演奏を作り上げました。審査では技術だけでなく礼節やチームワークも重視されます。日頃の活動で培った信頼関係が一体感を生み出し、今回の受賞へとつながりました。五十嵐さんは「歌詞やメロディがなくても、気持ちや熱が見ている人に伝わる演奏を目指しています」と話しています。
夏の間は、週末ごとに各地の夏祭りや盆踊りなどのイベントに引っ張りだこになります。機会があれば、子供たちの迫力の演奏を、ぜひ体感してみて。演奏依頼や新入会員も随時募集中。問い合わせは五十嵐さん(Tel.090-6871-1283)へ。