
演劇専用の小劇場「シアターロビン」が、6月20日(土)に旭川市3条通15丁目の銀座商店街にオープンしました。先週末にこけら落としを迎えた劇場のオープンニング企画として、6月27日(土)・28日(日)に「旭川豆芝居2026『多面体』」が上演されます。4劇団による独立した短編が全体で一つの物語をかたちづくる、ユニークなオムニバス形式の舞台です。
劇場を立ち上げたのは、旭川の劇団「ソライロ」を主宰する隅田健太郎さん=写真右下=と仲間たち。旭川市内には大ホールはあるものの、中・小規模向けの劇場がなく、発表の場がないことが大きな課題となっていました。「演劇は、客席との距離が近く、臨場感が伝わる小劇場で見るのが一番です。ないのなら、自分たちで作ってしまえ!と、覚悟を決めました」と立ち上げの経緯を話します。
劇場は、商店街のシンボルでもある銀座センタービルの地下1階。クラウドファンディングで得た資金を使って室内を改装し、設備を整えました。大道具、音響、照明の設置には、旭川で活動するプロたちが力を貸しています。それぞれの知識や技術を集結し、演者の表情や息づかいまで間近で伝わる、座席数約60席の本格的な舞台が誕生しました。
今回の公演では、旭川、札幌、函館、滝川で活動する社会人小劇団が出演。年齢・性別不明の人物「田中恵」という共通テーマのもと、各団体が脚本・演出を手掛けた約20分間の短編4作品を、ホストである劇団ソライロが一本の舞台へと紡いでいきます。「年齢や性別、職業もバラバラなメンバーたちが、一つの作品に向かって心を一つにできるのが、社会人劇団の魅力です」と隅田さん。コメディ、ミステリー、恋愛、ファンタジー…どんな世界が広がるのかは、当日までのお楽しみです。
チケットは2000円(当日2500円)、学生1000円。事前予約は専用フォームから。27日は午後7時、28日は午後1時開演。問い合わせは隅田さん(Tel.070-5603-3677)へ。