旭川市のフリースクールひなたぼっこは、移転を記念して11月23日(土祝)午後1時から4時に、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)で一般も参加できる開校式を行います。式では、手作り品の販売やステージ企画を通して、通っている子供たちの日常の活動を伝えます。

道内における不登校の小中学生は2万人超。市内にも学校に通うことが難しい子供は多く、日中に安心して過ごせるフリースクールの存在意義がますます高まっています。

ひなたぼっこは旭川市8条通8丁目の買物公園で、毎週火・木曜に開校。学習や食事支援のほかに、地域と関わり、生徒の自立心を促す目的で絵本セラピストや手話通訳士、郵便局員などによるキャリア教育も実施しています。しかし助成金など行政支援がないため運営は厳しく、有志のサポーターらの力を借りて運営を継続しています。

通っているのは、大勢の中でコミュニケーションを取ることが苦手な子供や、校則に息苦しさを感じ大らかな環境で過ごしたいと考える子供たち。ソファや食卓テーブルがある自宅のようにくつろいだ雰囲気の中、オンライン授業を受けたり、昼食やお菓子を作ったりと、思い思いのペースで過ごしています。一角には初めて登校する人が緊張しないようにと、子供たちの発案で駄菓子コーナーも設置。親しみやすい雰囲気づくりのため、ポップやディスプレイも手作りしています。

開校式では、子供たちのこうした個性や特技を見てもらえるよう、手作りの菓子や雑貨の販売、オカリナやギターの演奏、ネイルアートや漫才、ダンスの披露を予定しています。代表の葛西真知子さんは「学校に通えなくても個性を生かして輝き、学べる場所があることを地域の方に知っていただきたい」と力を込めます。問い合わせはひなたぼっこ(Tel.080-1871-6535)へ。