東川町にウイスキーの蒸留施設・丹丘蒸留所(東川町西2号北23)が完成し、本格的に稼働を始めました。開業に合わせて町産の米やトドマツの葉を使用した初のクラフトジン「雪の窓」をリリース。責任者のチョウ・エイ・シュンさんは、「大雪山の雪解け水、自然、人。すべてに恵まれた町で始められることに感謝しています」と語ります。

施設は、町が建物を建設し、丹丘蒸留所株式会社が運営する公設民営型。同社の親会社は香港のクラフトジンメーカーの張氏兄弟企業有限公司で、香港で国際的に高い評価を受けたジンの開発者であるチョウさんと、スコットランドで蒸留士として活躍したダーウェイ・シェイさんが製造の中心を担います。

初のクラフトジン「雪の窓」は、東川産の酒米・彗星で仕込んだ米麹に、町産トドマツの葉やジュニパーベリー、柚子など14種類のボタニカルで風味を付けた一品。米の甘さに、森林を思わせる爽やかな香りが広がる魅力的な味わいに仕上がっており、炭酸水やトニックで割ると、いっそう軽やかな印象を楽しめます。500ミリリットルで4950円。

年内には大麦麦芽だけを使用するシングルモルトウイスキーの初仕込みも計画しています。日本製の杉桶やステンレスタンクで二段階発酵させたあと、樽で3年をかけてゆっくりと熟成させます。

「雪の窓」は蒸留所のショップで試飲できるほか、9月20日(土)にせんとぴゅあⅠ(東川町北町1)で開かれる「ひがしかわお酒フェス」でも購入可。問い合わせは同蒸留所(Tel.080-2554-7335)へ。