燻製干し芋などを製造販売する旭川市の(株)IMOベーションが、親子や地域住民が集まってさつまいもの栽培・収穫を行うシェアファームの参加者を募集しています。栽培期間中は生産者や旭川農業高校の生徒との交流も予定されており、単なる農作業にとどまらない地域のコミュニティづくりを目指しています。

栽培体験を通じて農業や生産者をより身近に感じてもらいたいと、同社代表の松本浩司さんが昨年から企画しました。兵庫県出身の松本さんは2018年に旭川に移住。元新聞記者としての視点で地域活動に携わる中で、旭川近郊で栽培されるさつまいもの可能性に着目しました。「栄養価が高く加工もしやすいため、米に並ぶ地域の柱になる」と確信し、市民団体での活動を経て昨年法人化。現在は干し芋やさつまいも麹などの商品開発に力を入れています。

松本さんは地域の農業を守るには、付加価値を上げて収益性を高めると同時に、住民が主体的に関わり買い支える仕組みが必要だと考えています。このシェアファームでは、参加者同士の交流会、さつまいものツルを使った試食会やリース作り、収穫後の調理体験など、多彩なプログラムを用意。「作る喜びを分かち合い、作り手の思いが伝わる場にしたい」と期待を込めます。

植え付けは6月7日(日)と14日(日)の午前10時から、旭川市永山3条6丁目の遊休地で行われます。農高生からレクチャーを受けながら、べにはるかやシルクスイート、ゆきこまちなどの品種を植え付けます。参加費は1口(10株)6600円で、5月25日(月)まで専用フォームで申し込みを受け付けています。問い合わせは松本さん(Tel.090-6664-4141)へ。