
当麻町在住のアートディレクターで学芸員の菊地雅子さんが企画したアール・ブリュットの作品展「買物公園+αアートさんぽ」が始まりました。障害のあるアーティストたちの魅力を紹介する書籍「北のボーダレスアート」の出版記念イベントで、旭川市買物公園周辺の飲食店や商業施設に、個性と色彩に溢れた多彩な作品が出現します。
菊地さんは30年にわたり障害のあるアーティストの支援を続ける中で、道内各地の才能を発掘し、作品はもちろんのこと作家自身がもつ魅力を伝えてきました。あふれる創作意欲と純粋に向き合い、なにものにも囚われずに作品作りをする姿に、自分自身が支えられてきたといいます。
このイベントでは、まちなかぶんか小屋(旭川市7条通7丁目)やハルニレカフェ(旭川市7条通8丁目)、かたるべの森美術館(当麻町伊香牛2区)など、全11カ所に合計300点以上が展示されます。絵画をはじめ、牛乳パックでできた車や動物のオブジェ、編み物のぬいぐるみなどジャンルも さまざま。大胆な色使いの絵や、緻密に作り込まれた作品群は、見ているだけでパワーがもらえます。「日常の中でふと目に入る瞬間を作り、興味を持ってもらうための種まきと考えています」と菊地さん。展示会場は、インスタグラム「kuusgarden」で確認できます。作品展示は7月30日(木)まで。
また7月4日(土)午後1時半から4時半まで、絵本作家の堀川真さんや写真家の谷口雅彦さんなど9人がボーダレスアートについて語り合う座談会「アートの種まき」を買物公園のまちなかぶんか小屋で開きます。観覧無料、事前予約不要。問い合わせは一般社団法人BASH(Tel.0163-62-2773)へ。