
石川県で漆器を制作する塗師(ぬし)・土田和茂さんの作品展「漆のくらし」がギャラリー梅鳳堂(旭川市3条通8丁目、買物公園)で7月12日(日)まで開かれています。
能登半島地震直後に開かれた一昨年に続く2度目の個展。震災を経て輪島市から能美市に拠点を移し、新たな工房で制作した新作を中心に、飯椀や汁椀をはじめ、皿やお重など約70点が並びます。
土田さんの作品は、伝統的な輪島塗の技法を受け継ぎながらも、現代の暮らしに馴染むしなやかなデザインが特徴。丈夫で軽く、普段使いしやすい漆器は使い込むほどに艶が増し、暮らしの中で少しずつ表情を変えていく楽しみを味わえます。
梅鳳堂の高橋専務は「時間をかけて生まれた一つひとつに、震災を乗り越え制作を続ける土田さんの歩みと、ものづくりへの愛情が息づいています。ぜひ日常の食卓に取り入れて」と話しています。作品は購入可。開場は午前10時から午後6時。問い合わせは梅鳳堂(Tel.0166-23-4082)へ。